5月の連休も終わりました。オサリバンのコンサートから2週間。いまだその余韻に浸っています。みなさんもツイッター等でご存じだったでしょうが、オサリバン、来日の前には体調や声の調子が悪く、果たして来日が実現できるのかどうか、最後まで心配でした。しかしその杞憂を吹き飛ばしてくれるようなコンサートの出来でした。
初めてオサリバンの曲を聴いてちょうど半世紀。
プロモーション用のCDやポスター、当時のファンクラブの会報やラジオ音源、テレビ番組の他、海外のコレクターからのレアな音源(アセテート盤)など、この50年で膨大な数の宝物が集まりました。
そこでこれらの情報を一冊の本にまとめ、オサリバンのファンの方達と共有できないか、と数年前から考えていました[...]
1970年代前半、シンガーソングライターとして最も人気のあった一人がイギリス出身のギルバート・オサリバンです。 一般に親しまれている曲としては日本なら「アローンアゲイン」や「クレア」でしょう。CMを始めテレビドラマの主題歌やさまざまな番組のバックグラウンドミュージックとしても使われ、日本の有名なアーティストの多くが彼のファンだったと公言する影響力のある存在でした。 1990年代になって初来日しその後、頻繁に日本でコンサートを開いています。