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本書概要

  • 著者:平見勇雄
  • 英文要約:平岡裕子
  • A4版 フルカラー272p
  • ISBN: 978-4-600-01056-0
  • 2022年6月10日予約開始
  • 2022年8月5日発売
  • 価格:3,300円(税込)
  • 送料370円(日本国内)

販売告知文

1967年にデビューして今年で音楽生活55年のキャリアを誇るギルバートオサリバン。類まれなメロディーメーカーとして現在も休むことなく音楽活動を行っている彼の、これまでリリースした音源の全貌とキャリアを追ったオサリバン初の本です。

主に本国イギリスと日本のオサリバンファンが50年に渡り収集したレコード、CDを中心に重要な情報をオールカラー約250ページに詰め込みました。オサリバン自身も未発表写真を提供。海外でのみリリースされた音源や未発表音源、オサリバンが最も活躍した70年代当時のコンサートの模様や、日本での楽屋裏、カバー曲の特集、日本公演の様子等、オールラウンドに掲載しています。今年7月にリリース予定のオサリバン20枚目にあたるニューオリジナルアルバムに合わせて全世界950部をオンライン限定で販売します(海外のファンのために英語の要約付き)。
公式サイトにて予約受付中

画像、写真

書籍タイトル、著者
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リーフレット

発売告知リーフレット
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A4 両面カラー PDF

書誌情報

書影

ギルバートマニア書影
ギルバートマニア書影

序文

はじめのご挨拶 より抜粋

1970年代に人気のあったポップスのグループ、たとえばカーペンターズやウィングス、単独のアーティストならミッシェルポルナレフやバートバカラック等、私が夢中になったアーティストはたくさんいました。そしてその後、そういったグループやアーティストの特集雑誌や本、自伝は出たのにオサリバンの本は一冊も出ていません。それならファンの一人として、ポップスの歴史の残るアーティストと堂々と肩を並べていたオサリバンの痕跡を残しておきたいと思ったのが動機の一つです。

性格上、一旦好きになったものはできるだけ知りたいと思う性質です。細かく日常の出来事を手帳にメモする癖もあって、何十年も前のことも思い出せる個人的記録もありました。幸いにも25年近く前に初めてオサリバンのライナーノーツを書く機会に偶然恵まれ、私が経験した裏事情もファンのみなさんと共有できればと思いましたし、何よりもファン歴50年近くにもなると、集めようと思わなくてもそれなりに情報やアイテムは蓄積します。コンサートに出掛けてわかるのですがオサリバンのファンは今もたくさんいらっしゃいますから、それならきっとコアなファンでも知らないことやアイテムはあるだろうと思い、本にすることにしたのです。

(後略)

目次

  • はじめのご挨拶
  • 1 不遇の時代
  •  Column 01 「ホワットキャンアイドゥ/ ユー」
  • 2 すべてはここから始まった『HIMSELF』 (邦題『オサリバンの肖像』)
  •  Column 02 「Alone again」の歌詞の内容をご存じですか?
  • 3 世界的スターとなった年にリリースされたオサリバンの代表作『BACK TO FRONT』 (邦題『アローンアゲイン』)
  •  Column 03 「クレア」について
  • 4 新しい挑戦と全盛期の勢いが感じられる『I'M A WRITER, NOT A FIGHTER』 (邦題『一本のペンがあれば』)
  •  Column 04 オサリバンのBBCラジオ放送全音源
  • 5 初のアメリカでのレコーディング『A STRANGER IN MY OWN BACK YARD』 (邦題『彷徨とぬくもりと』)
  • 6 アルバムのリリースがなかった年 1975年
  • 7 1976年のオサリバン 『GILBERT O'SULLIVAN GREATEST HITS』 (邦題『グレーテストヒッツ』)
  •  Column 05 MAMについて
  • 8 1977〜78年『SOUTHPAW』 (邦題『サウスポー』)
  •  Column 06 東芝EMI時代の日本のファンクラブについて
  • 9 初めて全曲を同一のバンドでレコーディング『OFF CENTRE』 (邦題『プライベートタイムズ』)
  • 10 当時日本でリリースされなかったアルバム『LIFE & RHYMES』
  • 11 1980年代のベストアルバム『アローン・アゲイン』 『アナザー・サイド』
  • 12 活動再開と受け取られたアルバム『FROBISHER DRIVE』と『IN THE KEY OF G』 (邦題『インザキーオブG』)
  •  Column 07 世界初CD化の『オリジナルコレクション1971-1977』
  • 13 『SOUNDS OF THE LOOP』 (邦題『あの日の僕をさがして』)そして初来日
  • 14 『RARE TRACKS』、ベストアルバム『TOMORROW TODAY』そして『LIVE IN JAPAN '93』
  • 15 『THE LITTLE ALBUM』 (イギリス盤タイトルは『BY LARRY』)
  • 16 『EVERY SONG HAS ITʼS PLAY』 (邦題『エブリソングハズイッツプレイ』)
  •  Column 08 『アローン・アゲイン・ギルバート・オサリバン・スーパー・ベスト』
  • 17 日本盤とイギリス盤では顕著な違いのあるロックオリエンティッドな『SINGER SOWING MACHINE』 (邦題『シンガーソーイングマシーン』)
  • 18 『THE GREATEST HITS』と『LOVE SONGS』
  • 19 打ち込みやサンプリングが行われている異色のアルバム『IRLISH』 (邦題『アイルリッシュ』)
  • 20 『THE BEST OF GILBERT O'SULLIVAN』と『TWIN BEST』
  • 21 2000年代の名作『PIANO FOREPLAY』 (邦題『ピアノフォアプレイ』)
  •  Column 09 『CARICATURE THE BOX』 『THE BERRY VEST OF GILBERT OʼSULLIVAN』
  • 22 シングルのB面を集めた『THE OTHER SIDES OF GILBERT OʼSULLIVAN』 (邦題『アザーサイドオブギルバートオサリバン』)
  •  Column 10 2枚目のライブアルバム『Live at duo MUSIC EXCHANGE』
  • 23 これまでのキャリアを網羅した『BEST HITS & RARITIES』 (邦題『ベストヒッツ&レアリティーズ』)
  •  Column 11 カバー曲、カバーアルバム
  • 24 『THE LITTLE ALBUM』を彷彿とさせる『A SCRUFF AT HEART』 (邦題『スクラッフアットハート』)
  •  Column 12 楽屋裏(1)と金沢コンサート
  • 25 素晴らしい名曲の入ったアルバム『GILBERTVILLE』 (邦題『ギルバートヴィル』)
  •  Column 13 楽屋裏(2) 来生たかおさん
  • 26 『THE ULTIMATE COLLECTION』 (邦題『アルティメイト・コレクション』)
  •  Column 14 楽譜集
  • 27 ペギーリーのアルバムへのリスペクトを表した『Latin Ala G!』 (邦題『ラテンアラG!』)
  •  Column 15 楽屋裏(3) 杉真理さん
  • 28 近年のライブで演奏される曲を配した『Gilbert O'Sullivan THE ESSENTIAL COLLECTION』
  •  Column 16 ラテンアラGをリリース後のツアー
  • 29 70年代以降で最も成功したアルバム『GILBERT O'SULLIVAN』 (邦題『ギルバートオサリバン』)
  •  Column 17 日本公演セットリスト
  • 30 オサリバンの20作目となる最新作『DRIVEN』
  •  Column 18 参考文献
  • おわりのご挨拶
  •  Photo Gallery

CONTENTS

  • Intro
  • 1 Before Nothing Rhymed
  •  Column01 'What can I do/ You'
  • 2 Himself
  •  Column 02 Tragedy of the Japanese listers in Alone Again
  • 3 Back to Front
  •  Column03 Clair
  • 4 I'm a writer, not a fighter
  •  Column04 Sound sources on BBC Radio
  • 5 A Stranger in My Own Back Yard
  • 6 The Year 1975
  • 7 Gilbert O'Sullivan Greatest Hits in 1976
  •  Column05 MAM
  • 8 Southpaw
  •  Column06 Fan Club in Japan from Toshiba EMI
  • 9 Off Centre
  • 10 Life & Rhymes
  • 11 Two Japanese best albums
  • 12 Frobisher Drive & In the Key of G
  •  Column07 World premiere on CDs of five albums from MAM
  • 13 Sounds of the Loop
  • 14 Rare Tracks, Tomorrow Today & Live in Japan
  • 15 The Little Album / By Larry
  • 16 Every Song Has It's Play
  •  Column08 Super best of Gilbert O'Sullivan
  • 17 Singer Sowing Machine
  • 18 Japanese Greatest Hits & Love Songs
  • 19 Irlish
  • 20 The Best of Gilbert O'Sullivan
  • 21 Piano Foreplay
  •  Column09 Caricature & The Berry Vest of Gilbert O'Sullivan
  • 22 The Other Sides of Gilbert O'Sullivan
  •  Column10 Live at duo MUSIC EXCHANGE
  • 23 Best Hits & Rarities
  •  Column11 Sarah Vaughan sings Alone Again and many others
  • 24 A Scruff at Heart
  •  Column12 Live in Kanazawa
  • 25 Gilbertville
  •  Column 13 Kisugi Takao reunited with Gilbert
  • 26 The Ultimate Collection
  •  Column 14 Music Books
  • 27 Latin A La G!
  •  Column15 Sugi Masamichi meets Gilbert
  • 28 The Essential Collection
  •  Column16 Live shows in Ireland
  • 29 Gilbert O'Sullivan
  •  Column17 Set list of Lives in Japan
  • 30 Driven
  •  Column18 References
  • Outro
  • Photo Gallery

著者

著者近影
平見 勇雄

1960年2月 香川県高松市生まれ。高松市在住。 本職は大学教員で岡山の吉備国際大学勤務。 物心つく頃から音楽が好きで、小学校の時から歌謡曲の大ファン。中学になってビートルズを知ってからはポップスの音楽に夢中になり、映画音楽やボサノバ、クラッシック、そして30代後半になってジャズも聴くようになり現在に至っています。

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